「やりたいことがない!」から抜け出すための7つのヒント

「やりたいことがない」「本当に自分がやりたいことは何なのだろうか」

誰でも生きていれば1度は心の中で感じることでしょう。特に現代人はこういった悩みを抱える人が増えています。

その要因として考えられるのが、「情報量の増加」です。

2000年ごろからインターネットというが発達し、私たちが受け取る情報量は膨大に増えました。自宅にいながらにして世界中の情報を集めらるというメリットがある一方で、選択肢が多いことで迷いが生じ、選ぶことができない方も増えています。

本記事では「やりたいことがない」という状況を客観的に分析し、「やりたいことを見つけるための具体的なヒント」もご紹介します。

1.「やりたいことがない」を科学する

1-1.「やりたいことがない」≠ 悪いことではない

初めにお伝えしたいことは「やりたいことがない」という状態は悪いことではありません。やりたいことを見つけて、何かに邁進している人を見かけると、どうしても自己嫌悪に陥りがちです。しかし、「やりたいことがない」時期はほとんどの人が経験しています。まずは、自分を責めることをやめましょう。

同時に、人間は基本的に自分が出来ると思う選択肢の中で、最も幸せを感じることや、最もやりたいことをやるようにプログラムされています。逆説的ではありますが、やりたいことを見つけるための第一歩としては、「自分はいまやりたいことをやっている」と認めるところからです。そして、徐々にやりたいことや興味の範囲を広げていくようにしましょう。

1-2.「やりたいことがない」=「やりたいことがわからない」

「やりたいことがない」と感じている人の大多数はやりたいことがないわけではありません。本当は「やりたいことがない」のではなく、「やりたいことがわからない」というケースがほとんどです。

「やりたいことがない」と諦めるのではなく、リラックスをして興味のあることを探ってみましょう。やりたいことを見つけるためのヒントを次項で紹介します。

1-3.「好き」「楽しい」を大切にしてみる

やりたいことを見つけている人は、「好き」「楽しい」という感情を大切にしています。

私たちは社会の中でうまく生きていくために、自分の”好き”や”楽しい”という気持ちよりも、「得か損か」「役に立つかどうか」と頭で考えて判断するようになります。行動の判断基準が「損得」になってしまうと、「好き」「楽しい」といった気持ちを感じにくくなってしまうのです。

いきなり、やりたいことが見つかることは稀ですが、日々の生活の中でも、「楽しいな」「うまく言葉にできないけれど、好きだな」といった感情に目を向けてみましょう。

2.「やりたいことがない」から抜け出すためにやってみたいこと

上記でもお伝えしたように「やりたいことがない」と思っている場合でも、本当はやりたいことがわからなくなっているケースがほとんであることをお伝えしました。

凝り固まった心をほぐすように、気楽な気持ちでみずみずしい感覚を取りもどすような行動をとってみましょう。

本章では具体的な方法をご紹介します。

2-1.小さい頃、好きだったことをやってみる

幼い頃の原体験というのは、ご自身が思っているよりも強く心の中に残っているものです。
また、そういった原体験は人生のテーマとつながっている可能性もあります。なぜなら、小さい頃というのは「損得」ではなく、感情ベースで行動しているからです。当時好きだったことをやってみることで、純粋に楽しむ気持ちが蘇ってくる感覚を覚えるかもしれません。

2-2.時間とお金を使ってきたことを書き出してみる

人は興味のあることに、時間とお金を使っています。過去、自分がどういったものに時間とお金を使ってきたのかを振り返ってみましょう。現在では興味が薄れている可能性もありますが、その周辺に新しい「やりたいこと」が眠っている可能性は大いにあります。

上記では過去の経験を振り返る方法をお伝えしましたが、「まだあなたが本当にやりたいことに出会っていない」というケースもあります。その場合はこれまで経験してこなかったことをすることで、やりたいことが見つかる可能性が広がります。

2-3.普段はしない選択をしてみる

やりたいことがない場合、やりたいこととまだ出会っていないことが考えられます。
つまり、まだあなたの経験値が足りていないのです。

美術館などの普段なら行かないような場所に訪れてみたり、セミナーや異業種交流会で普段出会わないような人と触れ合うことで「やりたいこと」のキッカケを掴む可能性があります。久しく会っていない友人似合うことで何かの刺激を受けるかもしれません。

部屋にこもって頭で考えるのではなくて、外に飛び出して行動をしてみましょう。

2-4.本を読む

普段は仕事関係の専門書やビジネス書を読まれているかもしれませんが、ここではそういったジャンルの本ではなく、小説や伝記を手に取ってみてください。小説や伝記ではあらゆる人の人生が描かれています。

「こういう生き方もあるのか」という刺激を受けたり、「好きなことをやっても生きていけるんだ」と元気をもらえたりすることもあるでしょう。

2-5.映画を見る

文字を読むことが苦手な方は映画をオススメします。文章よりも、映像の方がイメージがわきやすく、感情移入もしやすいでしょう。時代や場所の制約を超えて世界中の物語を日本にいながらにして、鮮明なイメージで垣間見ることができます。

2-6.旅行をする

経験という面でみれば「旅」は多くの気づきを得ることができます。

中でも言葉の通じない海外旅行は、目を奪われるような壮大な景色、まるで暗号のように飛び交う外国語、日本では味わうことのできない食べ物、訪れた土地に流れる独特の匂い、行き交う人々の顔や雰囲気から感じるエネルギーなど、文字通り五感を使って刺激を受けることができます。

そういった経験や予想大の出来事を通して、感情が動く機会も多くなるでしょう。

2-7.「どうしてもやりたいことが見つからない!」という方へ・・・

本記事で紹介したポイントをやってみたけれど、やっぱり「やりたいことがない」という方は、「なりたい自分」を考えてみることをオススメいたします。
なりたい自分を定めることによって、必然的にやることが明確になってくるでしょう。思い浮かんだやることのすべては理想の自分につながっています。なりたい自分に向かっていろいろと経験をしていくうちに、本当にやりたいことに出会うこともあるでしょう。

3.まとめ

今回の「「やりたいことがない!」から抜け出すための7つのヒント」はいかがでしたか?

やりたいことを見つけるためにもっとも大切なことは、「周りをみて焦らないこと」です。
そして、1日5分でもいいから、心が喜ぶ時間を増やすように心がけてください。ほんの小さな行動かもしれませんが、ドミノ倒しのように、最初の一個目を倒すことで、人生が大きく展開していくことは大いにあります。
日々の生活の中にあるご自身の気持ちや感情を大切にしていきましょう。

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