自己実現をするために知っておきたい9つのヒント

自己実現

将来実現したい理想や夢は大なり小なり誰しもが持っている思いです。

その思いを実行し、叶え実現するためには『自己実現』というキーワードが欠かせません。

では自己実現とは何でしょうか?
心理学の定義では

「自分の中にひそむ可能性を自分で見つけ、十分に発揮していくこと。またそれへの欲求」
「自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること」

とされています。

今回は漠然とした目標や夢を抱えているあなたが、「この思いを叶えるにはどうすれば?」と思ったとき。つまりー

「自己実現をしたい!」と思った時に役立つ9つのアイディアをお伝えします。

1.今の自分を知る

最もよく知っているはずの自分自身のことですが、実は自分ではよくわかってないものです。そのことをまず知る必要があります。そのために有効な手段は紙に書いてみること

紙に書き出すことによって客観的に自分自身を見つめることができます。自分を俯瞰してみることで、新たな気づきや発見が生まれます。「自己実現をするぞ!」と意気込む前に、はじめに今の自分を知ることで、より良い自己実現が可能になります。

2.自己分析のための3つの要素

上記で「紙に書くこと」をお勧めしました。
その際に書き出していただきたいのが下記の3つです。

●バリュー(価値)  =最も大切にしているもの
●ミッション(使命)  =目標、夢
●ストラテジー(戦略)=具現化するための道筋

「バリュー」
あなたが幸せだと感じるときを書き出します。
例:子供の笑顔を見る、田舎でのんびり暮らす


「ミッション」

「自分はこのためにやっているんだ」という使命や価値観を書き出します。
例:世界一幸せな家庭を築く、農業の力で世界を変える


「ストラテジー」

バリューを感じながら、ミッションを達成するための具体的な方法を書き出します。
例:資格を習得する、セミナーに参加する

この3つが自己実現の構成要素と言っても良いでしょう。
まず今の自分を知るために、自分の言葉で思いつく限り書き出してみてください。

3.幸せはどこからやってくるのか

本記事では「自己実現」をテーマに扱っていますが、その目的は何でしょうか?

ニュアンスの違いはあれど、「幸せになるため」ではないでしょうか?

そのためには、幸せはどういった時に生まれるものかを知っておく必要があります。

今この世の中において、恵まれた環境で、良い仕事について、家族にも仲間にも恵まれて順風満帆、悩みが一切ない人はいると思いますか?

実際はいないでしょう。人は誰しも大なり小なり悩みを持っているものです。同時に、今の環境よりもより良い自分というものを思い描き、夢や理想も持っているものです。

つまり、幸せは社会や他人が与えてくれるものではなく、自分の中から生まれてくるものだということです。自己実現を行っていく上でもこのことを忘れないことが大切です。

4.目標を高く設定する

目標を高く設定すると、途中の障害を障害と感じなくなります。

例えば、「草野球チームでレギュラーになる」と「アメリカのメジャーリーガーで活躍する」という目標を持った2人の人がいたとしましょう。

アメリカのメジャーリーグで活躍するためには、相当な努力と厳しい練習が必要です。きっと「草野球でレギュラーになる」という目標の人には耐えられないような努力が必要でしょう。しかし、目標が高い人からすれば、人の2倍、3倍の練習をこなすことは当たり前のように感じるものです。

自分の基準を上げることで可能性を広げることができます。枠は取っ払って目標は高く設定してみましょう。

5.目標を具体的に持つ

目標を立てるときは、「いつまでに」「方法」も考え、同時に書き出してみましょう。具体的でない曖昧な目標は、実現する可能性が低くなります。

目標を明確にするコツとしては、数字を用いるということです。「年収を上げる」ではなく、「年収を800万にする」といった具合です。数字を用いることで、目標が一気に明確になります。 明確にすることでアプローチ(方法)も浮かびやすくなります。

自分の夢や理想、目標を具体的に考えてみることで少しでも実現する可能性を高くしていきましょう。

6.すべてが糧になることを知っておく

人生において、無駄にはなることは一つたりともありません。多かれ少なかれ、何かしら未来の自分に影響するのです。

深く考えず、適当にやったことでも、途中で失敗したことでも、それらは自分の中に「経験」として蓄積されていきます。そして、そのすべては「自分が望む」方向への助けとなっているものです。

失敗や挫折も「経験」として自分の糧にして、自己実現に向けて歩き続けることが大切です。

7.自己は自分一人ではない

”自己”実現と言っても「自分一人」という意味ではありません。

自分の夢や目標、理想を考えたとき、自分の家族や仲間など、支えてくれる人が必ずいるはずです。身近な人でなくても、自分のスキルを上げるために何かを教えてくれる人や、誰かを紹介してくれる人の力も必要です。

自分に関わるすべての人が、自己実現に向かうための大きな力になります。

8.考えたら動く

夢や目標、理想を思い描き、自分にできること、できないこと、周りの環境や人脈を考えたら、最終的にやらなければいけないのが具体的な行動です。

    どれだけ理想を思い描いたとしても、行動に移さなければ現実は変わりません。

目標を定めたら行動に移していきましょう。

9.自己実現のその先へ

最後にお伝えしたいことは、自分が理想とする世界が完成するということはないということです。

一つの目標を達成すると、その先にまた、夢や理想ができるものです。それが人間です。

また、行動をしていく中で目標が変わることがあるかもしれません。
その時に、「これが本当に実現したかったことなのか」と迷うかもしれません。それでも大丈夫です。

目標が変わるということは、あなたが成長している証しです。
今回ご紹介した9つのヒントを使って新しい目標に向かって進んでください。

まとめ

『自己実現するために知っておきたい9つのヒント』はいかがでしたか?

自己実現のしやすい時代と言われ、あらゆる情報が飛び交っています。その中でもしっかりと自分自身を見つめ、自分の幸せにつながるヒントをご紹介させていただきました。

情報が多い現代でも自分自身を見失わない自己実現、他の誰でもない自分の本当の望みに沿った未来をぜひ作ってください。

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